矯正歯科ブログ
矯正歯科を受けた後に気を付けるべき歯のケア方法とは
矯正歯科の治療は2~3年に及ぶことが多く、長期に渡って続ける必要がある治療方法です。理想の歯並びになったとしても、そのまま治療が終わるわけではありません。矯正が終わった状態は、歯の根が柔らかく動きやすい状態になっています。詳しい原因は明らかになっていませんが、親不知が生えているなど、顎に歯が並ぶスペースが不足していると、元の位置に戻ろうとする力が強く伝わりがちになります。そのため、治療前の状態に歯が戻ろうとする現象、「後戻り」の現象が発生してしまうのです。
そのままにしておくと、食事や噛みしめ等の力が加わった際に、元の位置に歯が戻ってしまう恐れがあります。
こうした後戻りを防ぐのが、「リテーナー」と呼ばれる、保定装置です。リテーナーは矯正歯科で使用するワイヤー製ではなく、ポリエチレン製の柔らかい素材で出来ており、マウスピースに近い形をしています。これを装着することで、歯を矯正後の状態で固定し、動きを防ぐのです。保定期間は各歯科医院の治療方針にもよりますが、1~3年ほどといわれています。装着をしないとすぐに歯は元に戻ってしまうため、1日のうち出来るだけ長い時間を装着することをすすめています。最低でも夜の間は装着するようにしましょう。
実は治療後の後戻りの原因は、リテーナーの装着を怠ったことによるものも多いのです。こうしたケアに気を付けていることで、長い間、治療後の美しい歯並びを維持することが出来ます。
インビザライン・マウスピース矯正で治療したい方必読!!
「インビザライン」・「マウスピース矯正」の現在と落とし穴
米国のアライン・テクノロジー社は、1999年、マウスピース型矯正治療「インビザライン・システム」を、アメリカの矯正歯科専門医を対象に提供を開始いたしました。
目立たず、透明、取り外しが可能な新しいアプローチの歯科矯正インビザライン・システムは、2005年頃には約38万人程度であった患者総数が10数年後には、世界90カ国以上の国々で提供されるようにもなり、これまでに約350万人を超えるほど(2016年5月現在)の患者様が治療を受けられ現在急速に広まりつつある矯正治療法です。
日本ではアメリカより約6年遅れ(2005年)に導入され本国では約10年程度の実績があります。
金属アレルギーと歯科治療
虫歯の治療跡に金属など詰められていませんか。
また金属で出来ている差し歯はありませんか。
現在ではあまり使用されなくなってきておりますが、猛毒の水銀が含有しているものもありました。まずはお口の中をチェックしてみましょう。
歯科矯正の医療費控除について
人が心身共に豊かに生きていく上で必要な歯科矯正ですが、少しでも治療費の負担を軽く出来る方法についてお伝えします。
大きくは「医療費控除」と「医療保健適応」という方法があります。
「医療費控除」とは確定申告時の税金の控除で多くの方が利用できますが、
「医療保険適応」には 特定の条件が必要となります。
歯科矯正治療は基本的には、医療保健が効かず自費診療となっていますが、一定の要件を満たすと「医療費控除」の適応が可能です。
また「国が認める生まれつきの難病」に当てはまる方には、医療保健などの助成制度を使うことが可能です。ただし、指定の医療機関で外科手術と伴に行うことが、条件となっています。また生まれつきの病名に限られている為、誰でも希望出来る訳ではありませんので、「保健適応ケース」については後述とさせて頂きます。
まずは、多くの方利用出来る、確定申告時の「医療費控除」ついてお伝えします。