審美歯周外科治療・再生療法・インプラント
おおきな口をあけて、笑っていますか?
自然な笑顔、大切にしたいから
「笑う」という行動は、脳内ホルモンの分泌を活発にし、心も体も健康に導きます。
「歯が痛い」「かみ合わせが悪い」と食べ物がおいしく食べられないだけでなく、笑う回数も減少します。「歯並びが悪い」「歯が着色している」「口臭が気になる」と、消極的な笑顔になってしまいます。健康的な口腔環境は、心も体も健康にします。
知らないうちに発症する、歯科金属アレルギーにご注意を。歯科金属アレルギーは、歯科治療で使用された「たんぱく質―金属複合体」が、口の中から体内に運ばれ長い年月をかけて蓄積し、それを体が異物とみなし拒絶反応を起こす症状です。歯科治療後何年も経ってから、突然発症することも多く、鑑別が困難です。原因のよくわからない不快な症状があったら歯科医院への相談をお勧め致します。
・歯磨きをすると、歯ぐきから血が出る
・口臭が強くなってきた
・最近、歯が長くなってきた(歯ぐきが、下がってきた)
・歯の間に食べ物がよく詰まる
・冷たいもの、熱いものが、歯にしみる
ひとつでもチェックがあった方は、手遅れになる前に!歯科医院の受診をおすすめ致します。
歯を失う原因は何?
なぜ歯がなくなってしまうの?
虫歯は、もちろんですが、歯を失う大きな原因は、主に2つあります。
1つ目は、歯の周囲の炎症(歯肉炎、歯周炎)
2つ目は、不正咬合、かみ合わせの不良です。
これら2つの問題を解決する治療がお勧めです。
自覚症状がなかった人も、歯周病の兆候は歯ぐきに現れやすいので、鏡の前で一度チェックしてみましょう。歯ぐきは粘膜ですので、本来は薄いピンク色をしています。
血行が悪くなると、くすんだような白っぽい色になってしまいます。こういう時は、指でやさしくマッサージしてあげてください。コツは歯ぐきの根元から歯の方へ、撫でるような感じで力を入れすぎないことです。
歯周病の初期症状で、赤く腫れだしたら本格的な歯肉炎です。歯磨きの時に出血することもあります。歯垢が原因なので、早めにクリーニングをして歯垢を取り除く処置が必要です。
歯周病は中等度以上で、歯肉が赤くぶよぶよとして、ただれたような感じになります。
さらに悪化してしまうと歯ぐきが下がって歯が露出し長くなったように見えます。また歯がぐらぐらと動いたりします。口臭も強くなり、周囲の人に不快感を与えます。また、歯周病によって増殖した菌が体内に入ると、肺炎などの重度の病気を引き起こすことや妊婦中はとくに注意が必要で、歯周病=低体重児出産のリスクが高まってしまうことなど、全身的にも大きな影響を及ぼすことが最近わかってきています。
その他、歯ぐきの変色には、紫外線によるメラニン色素の沈着や、虫歯治療の詰め物の金属がイオン分解し歯の周囲に溶け出し、アレルギーの原因になってしまったり、歯や歯ぐきを着色させてしまうケースもあります。メラニン着色の場合は、メラニン除去のレーザー治療で、数週間後にはピンク色の歯ぐきに戻ります。粗悪な金属が着色原因の場合は、原因物質を取り除き、歯ぐきの漂白を行います。そして、体に悪い金属を使用しないセラミックの歯などを代わりに装着することで歯ぐきも歯もかみ合わせも良好にすることが出来ます。
歯を失わないための歯周病治療
どなたでも年齢が高まるにしたがって、歯の周囲の「歯ぐき」や「骨」のダメージも高まります。歯周病は痛みを伴うことが少ないため、知らない間に進行します。歯の周りの骨を失うと元に戻すことはできず、歯を失うリスクが高まってしまいます。歯周病治療とは、「歯ぐき」と「歯の周囲の骨」の健康を取り戻すための治療です。
歯垢・歯石が歯周病の原因です。歯ブラシでは取れない歯石を専用のマシーンで取り除きます。
歯ぐきの中にもぐりこんだ歯石、これが歯ぐきに炎症を誘発し、骨を溶かしてしまいます。残念ながら自分では取り除くことは出来ません。歯科医院専用のマシーンで取り除きます。
再生療法って?審美歯周外科治療って?
失った歯ぐきや歯を支える骨を再生する事ができます。
失った歯肉を回復させたり、歯ぐきの形態・位置修正などの形成治療です。
歯周病によって失われた歯周組織を再生する方法、特殊な膜を用います。吸収性材料と非吸収性材料があります。失った骨や歯ぐきを取り戻すための治療で再生療法の一つです。
インプラント埋入部位の骨が少ない場合にその部分の骨を増加させるための治療です。
上記のGTR法と同様に失われた歯周組織を再生する術式の一つ。皆さんの歯が赤ちゃんのころ体内で作られた環境を術野で再現し,歯周組織を再生する方法。メリットはGTR法と比べメリットとして
(1)術式が簡単
(2)術後の感染の確率が低い
(3)2次手術の必要が無い
といったことがあげられます。失った骨や健康な歯ぐきを取り戻すための最新・再生療法です。
多血小板血漿を用いた歯周組織再生法です。
人工歯根:インプラント治療
失った歯を取り戻すための治療です。人工歯根を使用することにより、入れ歯ではなく、ご自身の歯と同じような固定された状態に戻します。入れ歯がいやな方、健康な歯を削りたくない方にも最適です。
インプラントに使用するチタンは、他の金属とは異なり「骨と結合する」という非常に優れた特性を持ち、骨に対してはもちろん、軟組織(歯肉)にも親和性が高く、拒絶反応がありません。
審美的なインプラント
例えば、
◆ インプラント本体のチタンがむき出しになってお口の中に装着されたままになってる。
◆ インプラント周囲の歯ぐきの形態や処理が悪く炎症が継続的に生じ、インプラントが持ちにくい状態のまま装着されている。
◆ 明らかに差し歯のような不自然な歯が装着されている。
◆ 全体的なかみ合わせが不良のまま、インプラントが装着され、インプラントの余命が短くなることが予測されるような状態。
◆ 3度4度と、何度も手術を行わなくてはいけなかった。
◆ 治療期間が、数ヶ月~年も必要だった。
◆ インプラントの上部に歯を装着するまでの歯がない期間が数ヶ月もあった。
など、色々と問題点も山積していました。
近年、飛躍的に治療法、インプラント材料、再生療法等の進歩により、審美的かつ機能的なインプラントをご提供できるようになってきました。自分の歯と見間違えるほどのインプラントの歯の装着も可能となってきています。
歯周治療、再生治療、審美歯周歯科、歯科補綴学、矯正歯科学など、いろいろな歯科学を融合した治療が、 審美的なインプラント治療に成功をもたらします。
- 治療回数
- 治療の回数は、年齢、全身の状態、歯の欠損の本数、歯ぐきや骨の状態、虫歯の有無、歯の変色の度合いによって大きく異なります。担当医までお尋ね下さい。
インプラントも様々!
お口の状態に合わせて、最適な治療法が選べます。
インプラント治療にはさまざまな方法があり、お口の状態によって手術回数(1回法や2回法)や治療にかかる期間、埋め込むインプラントの種類、歯の装着時期、治療効果などが、大きく異なります。自分自身のニーズにあった治療方法やご希望を担当医と相談することが大切です。
1回目【30~90分程度】
精密検査&診断後、サージカルガイドを用いて固定、安定するインプラントを装着。個人差がございますが、この段階で、仮の歯を装着する事も可能です。
治癒期間 【約3ヶ月】
インプラントに力をかけずに、治癒を待ちます。数カ月で骨とインプラントがしっかりと結合します。
2回目【30~60分程度】
2回目の手術は、個人差がありますが必要でない方もおります。インプラントが骨と結合したら、人工歯を取り付けるための小さな部品を連結します。また、審美インプラントの場合、あごの骨や歯ぐきの形成や添加を行います。
治癒期間 【2週間~4週間】
審美的な歯ぐきの形を整えます。
審美的かつ機能的な仮の歯の取り付け 【30分~】
お口の中の型をとり、あなたに合った仮の歯を製作します。仮の歯で噛み合わせを微調整します。
製作期間 【1週間~2週間】
歯ぐきの治癒、安定を待ちます。また、きれいな人工歯を製作し、噛み合せを微調節します。
完成【30分~】
天然の歯と見分けのつかない人工歯(セラミック各種、お好きな歯を選択してください)をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。
装着後は、定期健診となります。検診は、3~6ヶ月に一度程度。噛み合せや歯ぐき、インプラントの状態をチェックすることをお奨めいたします。
提供 3i implant